ヒト・モノ・コト

梶田涼介さん

/WASH!PLAZA マネージャー

梶田涼介さん

/WASH!PLAZA マネージャー

週末のお買い物は車で、という人は少なくないでしょう。三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドには立体駐車場など約3,000台もの駐車スペースがあるそうですよ。今回のコラムはそんな車に関連する話題です。

三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドのすぐ近くに「WASH!PLAZA(ウォッシュプラザ)」というコイン洗車場があるのをご存知でしょうか? 一見すると普通の洗車場なのですが、敷地内に入ると、壁に西海岸テイストのウォールアートが描かれていたり、梁鉄骨に雨以下のナンバープレートが飾られていたりと、ユニークな場所であることが分かります。よく見るとお店のロゴも洗車の“泡”をイメージさせるもので、可愛らしい!

「コイン洗車場やガソリンスタンドなどの業態は旧態依然とした体質のところが多く、店の数も減ってきています。ニッチな業界だからこそ、店舗のデザインに凝ったり、SNSを利用したプロモーションを行ったりすれば勝機があるのではないか? と考えました」
そう話すのは、この洗車場を切り盛りする「カジタ」社長室の梶田涼介さん。原宿にあるストリートファッションの店で働いた後、約2年前にお父様が社長を務める現在の会社に入社したそう。以前はごく一般的な洗車場でしたが、アパレル業界での経験を元に「洗車場をブランド化してみたい」という話を社長や会社の先輩方にしたところ……。「よく分からないから、とりあえずやってみたら?」ということに。理解のある会社ですね! まずはブランドロゴの変更、ホームページの新設、店舗デザインのリニューアルなどに取りかかりました。

「店舗を管理するようになって、洗車は単に見た目をキレイにするためだけではなく、趣味のひとつであることを知りました。私が朝、出勤してから夕方、洗車機に投入いただいた料金を回収するまで、ずっと愛車を磨いているお客様もいらっしゃるのです。趣味の空間なのだから、居心地が良く、ワクワクする場所にしたい、と考えました」
ウォールアートは神奈川県を拠点に、海を感じさせるポップアートを描いてきた大塚亜美さんによる作品。アメリカ50州のナンバープレートは、梶田さんがコツコツ買い揃えたものです。車通に好まれる洗車用品の名門、シュアラスターの自動販売機も新たに設置。こうした企画は訪れる人の目を楽しませ、さらに写真を撮ってSNS等で共有してもらうための施策なのでした。
「車の中身がエンジンから電気になっても、ボディがある限り“洗車”の文化はなくならないと思っています。自分のガレージのような感覚で気軽に来店いただきたいですね」と梶田さんは語ります。
お買い物と一緒に、こんな素敵な洗車場で愛車の身だしなみもアップできたら、最高の休日になりそうです!


WASH!PLAZA(ウォッシュプラザ)

神奈川県横浜市金沢区鳥浜町12-11
24時間営業

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