いつもはお買い物する人たちの憩いの場となっている、三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドのセントラルコート。でも、この日は雰囲気が普段と全く異なり、お祭りのような賑わいを見せています。手作りのイベントとして大好評を博している「ハッピーマリーナマルシェ」の第4回目が開催されました。前回に続き、2デイズでの開催です。私は11月3日(日)の回に訪れました。
まずは通り沿いに並ぶブースを覗いてみましょう。シーグラス(海岸などの落ちているガラス片)を使ったミニチュア、エキゾチックなトルコランプ、繊細なレース編みのアクセサリーなど、各ブースの店頭にはユニークで可愛らしいアイテムがずらりと並んでいます。
商品を販売するだけでなく、体験型として来場者が参加できる仕組みになっているところも、このイベントの楽しさでしょう。ヘアゴムやリボンなどの髪飾りを作れるブース、古くなったTシャツをアップサイクルしてペットボトルホルダーを作るブースなど、多種多様のワークショップが催されました。
東側には飲食関係のブースやキッチンカーが並びます。こちらも新潟こしひかりと有機無農薬の調味料で作られたおにぎりなど、健康やフードロスといったテーマがあるものばかり。帽子をかぶった人形のような可愛いチョコバナナは子どもたちに大人気です。ちなみに私はお昼に「おむすび屋 えん」のそぼろ・炒り卵ごはんをいただいたところ、とても優しい味わいでほっこりしました。セントラルコートのベンチに腰かけてランチをいただくと、ピクニックに来たような気分になれてオススメです!
前回に続き、ステージでは衣料品メーカーの衣装協力によるファッションショー「ママ夢コレクション」を開催。一般の子どもたちと家族がランウェイモデルとして登場し、大いに盛り上がりました。一般人が素敵な服を着てステージに上がれるなんて、滅多にないチャンス。観る人にとってはコーディネイトの参考になり、協力する企業にとってもPRになる、まさに三方よしの素晴らしい企画です。ステージでは他にも、ストリートダンスグループ「SU-ZUstyle(スズスタイル)」によるダンスレッスン、志賀純平と愉快ななかまたち(ふる☆ぼっこ)の迫力ある演奏が繰り広げられました。
どの出展内容も、“からだに優しい”“地球環境を意識する”“遊びから学びの機会を”など何らかのテーマをもっているハッピーマリーナマルシェ。主催団体である「株式会社わたしたち」取締役 ママ夢ラジオ代表の竹岡 望さんに今回の感想を伺いました。
「11月3日には1600人以上、11月4日には1800人以上の方にご来場いただき、大盛況のうちにイベントを終えることができました!
ステージ発表では、子どもたちによるダンスや歌の発表、民謡、バンド演奏、大道芸など多彩なパフォーマンスが披露されました。お客様も含めて会場が一体となり、温かな応援の声が響く中、地域のつながりを感じられる場となりました。2日間とも天気に恵まれ、遊びに来てくださった皆様も出展者の皆様も、楽しんでいただけたように思います。
今年で第4回目を迎え、地域の皆様にも少しずつ認知されるイベントに成長してきたことを感じております。来年もまた、この場で皆様とお会いできることを楽しみにしています」
今から次回Vol.5の開催が楽しみです!