ヒト・モノ・コト

金沢自然公園

/横浜市金沢区の公園

金沢自然公園

/横浜市金沢区の公園

横浜市には大小あわせて2700個もの公園があるそうです。子どもと一緒に遊んだり、散策したりして丸一日楽しめる大規模な公園も少なくありません。金沢自然公園もそのひとつです。

金沢自然公園は、周囲を金沢市民の森や自然観察の森など横浜市最大級の緑に囲まれた約60万m²もの広大な敷地を有する自然公園。区内最大規模の公園であり、「かながわの公園50選」にも選ばれています。実はこの金沢自然公園、動物園のある「動物エリア」と「植物エリア」に分かれた構成になっており、「動物エリア」が観光スポットとしてお馴染みの金沢動物園。コアラやオカピなど希少な草食動物のいる動物園として人気ですが、実は「植物エリア」も負けず劣らずの楽しさ。しかも無料です! 今回は敢えて「植物エリア」を紹介しましょう。

公園は丘陵地帯にあり、自然の地形をそのまま活かしたレイアウトになっているのが特徴。動物園に近い高台にあるのが、10点ものアスレチック遊具が配置された「こども広場」です。ロープをつたって登る波形スロープやジャングルジムなどバリエーション豊かな遊具がありますが、中でも子どもたちに大人気なのが100mもの長さを誇るローラーすべり台。横浜市内最大級のローラーすべり台で、右に左にカーブしながら一気に滑り下りるスリル満点のアトラクションとなっています。体を動かすのが好きなお子さんなら、このエリアで一日遊べてしまいそう!

高台からは八景島や東京湾が、晴れていれば房総半島まで望める景色の良さが、この公園の醍醐味です。「海の見える小径」は、ハイキング気分でのんびり散策するのにぴったり。春先のスイセンから晩秋の紅葉、梅林など季節ごとに移ろいゆく植物を見ながら歩くとウキウキ気分になる「うきうき林」、あの木なんだろう、この木なんだろうと樹木の名前を覚えながら歩く「なんだろ坂」など、各エリアのネーミングもユニークです。

「北谷口(南側の出入口)」近くにある「みずの谷」は、谷間の地形に池や小川を配置した日本庭園風のエリア。静かに流れる水のせせらぎが穏やかな気持ちにさせてくれます。取材に訪れたときには、ちょうど睡蓮が水面に花を咲かせていました。

「ののはな館」にあるカフェで食事を楽しめるなど、施設が充実しているのも金沢自然公園の長所。「なんだろ坂」の近くでは、自然の中でバーベキューも楽しめますよ。コンロなどの機材を売店でレンタルすることもできます(テーブル、バーベキュー用品とも要予約)。

ふらっと気軽に行けて、しかも自然をたっぷり堪能できる金沢自然公園。心身ともにリフレッシュできる素敵な空間でした。ショッピングのついでに立ち寄るのもお勧めです!

・金沢自然公園のサイト

PAGE TOP